第46回 USCPAへの道(WA州ライセンス取得③)

USCPA

<第46回の主な対象読者>>

・USCPAで無事全科目合格された方、ライセンス取得について検討されている方(特に、ワシントン(WA)州受験合格者で、WA州ライセンス取得検討の方向け)。また、これから合格を果たす方向けの事前知識として。

・縁あって、このブログにたどり着いてくださった方!

<<本編>>

WA州ライセンス取得に向けた手続きを大きく5つに分けました。 前回は、下記の1について補足をアップいたしました。

1.(前提)ライセンス取得のための実務経験の確認とVerify CPAの実務経験承認の取り付け方の確認、ライセンス取得に向けた作戦立案:←もっとも大事です。

続いて、2と3につき補足をいたします。

2.AICPAのEthics(倫理試験)の購入(US189ドル、時期により割引クーポンあり)及び受験(合格基準90%(WA州ライセンス取得のためには一般基準の70%ではなく90%が必要です):即日完了可、難易度低

 ※私の場合、AICPAのWEB上で割引クーポン表示があったため、それを利用して購入(20%引きのUS151ドル)、即日受験し100%で合格12月12日

(1)まずは、AICPAのWebsiteにアクセスして、Registrationです。

https://www.aicpa.org/

<Websiteより抜粋>

(2)Create Accountを選択して、まずはIDを作成します。(もし、ID作成済みなら次に進んでください)。Email、名前、住所、連絡先を登録します。

※AICPAメンバーになるわけではありません。AICPAのOnline Accountを開設するだけです。AICPAメンバーになるには、別途要件やメンバフィー支払が発生します。監査法人に勤務する方以外などは必要ないかと思います。

(3)AICPA User Registration Confirmation Emailを登録したEmailアドレスで受信します。配信されたURLをクリックして、Sign inします。

(4)AICPA Store で「Professional Ethics: The AICPA’s Comprehensive Course」を購入します。その際、Online (For Licensure)(2019)を選びましょう。Text(2019)を選択すると郵送で届くそうですが、ここは、即日実施できるオンラインにしましょう。すみません、今見たら通常料金がUS199ドルと私が受験したときからUS10ドル値上げしたようです。割引クーポンコードがAICPAのWEBサイトに出ることがありますので(私はそれで割引価格で購入しました)、お時間がある方は探してみましょう。

(5)購入が完了したら、”My purchase”を選択し、”My Online Learning”タブを選択すると、購入したTitle ”Professional Ethics・・・”が表示されています。これをクリックしましょう。

(6)Launch Classic Viewを選択し、Title(”Professional Ethics・・・”をクリックします。次に、Open Itemを選択します。これで別Windowが立ち上がり、コンテンツがスタートします。

(7)受験は、”Contents”の”47.Wrap up and Exam”を選択します。”Take Exam”を選択、”Proceed to the exam”を選択します。試験結果を通知する州を選択する画面が出てきます。(WA州ライセンス取得の場合には)”Washington”をクリックします。この後、試験開始です。

(8)受験が完了したら、すぐにスコアがでます。”Exit”を選択後、”Transcript”を選択します。”View Certificate”でPDFファイルが見られます。こちらは、ライセンスをオンライン申請する際の必要書類となりますので、ファイル保存をしましょう。

※注:問題は50問、制限時間なし、受験回数制限はなし。購入の有効期限は1年間です。オンラインのため、Open Book方式(持ち込み可)の試験です。

※注:CPEの合格基準は70%ですが、WA州ライセンス取得の合格基準は90%です。

以上がAICPA Ethicです。続いては、難関のWA州Ethicsです。

3.WA州のEthics(倫理試験)の受験(合格基準90%):無料、ワシントン州会計士委員会へのID申請に数日、ID取得後即日受験可能も難易度高!

 ※私の場合、ID申請をAICPAのEthics前の12月11日に行い、時差で翌日12月12日にはID取得。初回受験12月14日でFail(87%で一問足らず)、同日IDのActivate依頼、(週末を挟み)12月17日Activate完了、同日再受験もまたFail(87%で一問足らず)、直ちにIDのActivate依頼。12月18日Activate完了、同日の再々受験でようやく合格(ぎりぎり90%)

(1)受験前に必要なIDとパスワード発行をワシントン州会計士委員会にメールで依頼します。下記のような簡単なメールで大丈夫です。ワシントン州会計士委員会はリプライが早いですので、それほど待ちません(私の場合には翌日にID発行 )

(2)メール上のURLにアクセスして、発行されたIDとパスワードでログインします。

(3)ログインして、Active Nameをクリックすると試験開始となります。いよいよ受験です!

・問題数30問

・出題形式は選択式(4択ないし2択)

・試験時間8時間

・合格基準:90%(つまり、27問は正解すべき、落とせるのは3問のみ)

・オンラインのため、Open Book方式(持ち込み可)

・ID、パスワード発行時のメールに倫理に関わるブックのURL(PDFファイル)も記載されています。これらを教材として試験に取り組みましょう。私は、”Washington State Ethics & Regulations for CPA Applicants”という75ページにわたるブックが一番役立つと感じました。オープンブック形式ですので、問題文からキーワードを探して、PDFファイルの検索機能を用いて該当する文章を探します。1回では合格できないことを念頭に、一問ごとに、スクリーンショットをとって、2回目受験時の過去問記録にしましょう。

・1問回答して次の問題に進むと、前の問題には戻れません。

・時間はたっぷりありますが、途中でログアウトしないように気を付けてください。再受験となります(再受験をするには、IDのActivateをWA州会計士委員会にメール依頼する必要があります)

<ルールブックのヘッドページの抜粋>
<エクセルに問題のスクリーンショットを1問、1問貼り付けます>

(4)最後まで回答して、”Submit”をクリックしますと、画面が切り替わり、結果が表示されています。私は、87%(4問不正解)でFailを2回見ました(笑)。90%以上でPassとなります。Print CertificateでPDFファイルをダウンロードし、ファイル保存します。こちらもライセンスのオンライン申請時の添付書類の1つとなります。

(5)不運にもFailした場合には、すぐに再受験のため、IDのActivateを依頼しましょう。私は、ID発行通知のメールに被せてActivate依頼をいたしました。通常、すぐにActivateしてくれます(時差の関係から翌日には)。週末にかかると翌営業日であるUS時間で月曜(日本時間ですと火曜)となります。かつては、2回Failするとインターバル期間が2週間程度あったようですが、今はなくなりました。そのため、私は3回目受験もすぐに実施できました。

WA州Ethicsは細かな表現にも注意を払う必要があり(同じトピックの問題でも言い回しが異なっていることで、回答が変わる可能性あり)、神経を使います。3問しか間違うことができないというのもプレッシャーになります。しかし、何度でも受験できますので(IDのActivate依頼に伴う時間は要しますが)、めげずに取り組みましょう。試験前はルールブックでだいたいどこにどんなことが書いてあるかを把握しさえすれば、多くの勉強の時間投入する必要ないと思います。受験の際に、しっかりルールブックと過去問を検索することが大事です。なお、プロアクティブ社では、個別に質問すれば、数問であれば正解を検討してくれます。自信のない回答は、スクリーンショットを送付して相談してみましょう。

WA州Ethicsさえ突破すれば、あとは、書類手続きです。実務経歴証明書の準備やVerify CPAによるインタビューなどもありますが、試験ではありません。そのため、ここでは細かな手順は省略いたします(もしも、アップ依頼などがありましたら、対応を検討いたします(笑))

以上、ライセンス取得までの山場を解説しました。ぜひとも、ライセンス取得を勝ち取ってください!現在、学習中の方も、この記事が合格後を見据えたモチベーションアップにつながれば幸いです!