第37回 USCPAへの道(受験者の統計-合格率ほか①)

USCPA

<<第37回の主な対象読者>>

・USCPAの学習開始を検討中、学習中で、受験者の統計情報を把握されたい方、合格率などから試験難易度を把握されたい方

・縁あって、このブログにたどり着いてくださった方!

<<本編>>

今回は、AICPAが発行している統計資料Candidate Performance Report on the Uniform CPA Examinationから受験者の統計情報を確認してみたいと思います。かなり多岐にわたるデータが提供されています。

なお、この資料は通常は販売されているものですが、2015年版(2018年発行)はインターネットで検索できますので、こちらを参照しています。5年前と少々古いですが、十分に参考になるのではないかと思います。

https://nasba.org/app/uploads/2018/03/2015-Jurisdiction-Edition-Final.pdf

<Overall Performance>

15ページ目のOverall Performanceによると、受験者全体の合格率は49.8%で、受験者平均スコアは71.9(合格ラインは75)、受験者平均年齢は28.9歳です。なお、9ページ目のOverviewとは若干数字異なります。すみません、理由はわかりません(笑)。15ページ目の数値を抜粋しています。平均合格率が49.8%とはいっても各科目合格率を指しています。当然2015年内に全科目合格を果たした方の比率はもっと下がるはずです。

なお、表内のExam TypeのFTは初回受験者、REは再受験者を指しています。FTのほうが平均合格率は高いですね。Cohort Yearは、受験者が初回受験した年に分類した統計です。2014年以前に初回受験した受験者は全体の55%です。Age at Time of Examinationはわかりやすい統計ですが、22-23歳の受験者数が一番多いというのは私自身は驚きです。まだ、日本でいうと学生の方ないし社会人になりたてぐらいの方ですね。

<Page15より抜粋>

<国別>

137ページ目の、国別ではUSの受験者は85,158名、US以外の受験者は、101か国から8,646人が受験しているとのことです(Page135より、上記8,645とは一致せず)。つまり、海外受験者は9%のみ、やはり圧倒的にUSの受験者が多いのですね。なお、この国別はHome Address別ということで、例えばUS在住の日本人はUSにカウントされていると推測されます。また、US以外の受験者8,646のうち42.1%が女性で、13.4%は修士号を取得しているとのことです。

US以外の受験者数では日本が一番多いですね。 やはり、日本でのUSCPA人気の高さを示しています。続いて、韓国、中国、インド、UAEです。 しかし、過去3年の受験者増減率では日本は19.9%減と大きく減少しているようです。一方、中国やインドは受験者数の絶対数こそまだ日本よりも少ないものの、増加率はそれぞれ56.7%、100.5%と大きく伸びています。

ちなみに、欧州は22位に受験者数48名でドイツがようやく顔を出します。つまり欧州ではUSCPAを受験しようという方がほとんどいないということです。

日本の平均スコアは68.2、平均合格率は36.4%ということで、USを含めた全体から比較するとやはり低いです。特に、平均合格率は49.8%と比較すると10ポイント以上低いです。

<page137より抜粋>

次回は、日本在住受験者の統計をアップいたします。