第32回 自己投資

キャリア

<<第32回の主な対象読者>>

・USCPAや国内MBAの学習のコストとリターンを検討されている方

・縁あって、このブログにたどり着いてくださった方!

<<本編>>

USCPAも国内MBAも金銭的な負担がかかります。ビジネスパーソンにとって、頑張って稼いだお金をどのような支出にまわすかはとても重要な問題です。

家賃や食費など必要不可欠の支出があり、少しの娯楽や交際費も必要でしょう。もちろん、将来に備えた貯蓄も必要です。そうした色々な支出用途があるなか、USCPAや国内MBAをいざ目指すとなりますと大きな支出項目となります。

そこまで金銭を支払うことに見合う価値があるのか、考えますよね。それはずばり投資と期待リターンの考え方です。

リターンに何をもとめるのかというのはポイントです。金銭には換算できないリターンもあるでしょう、たとえば、USCPAや国内MBA取得による達成感、獲得した知識、ものの考え方、培った人的ネットワークなどです。一方、投資に対するリターンである以上、やはり金銭(経済的な価値)が一番大切なリターンと考えるのが普通でしょう。

つまり、USCPAや国内MBAが長期的に稼ぐ力につながるかのかどうかです。戦略の考え方と同じですね。わかりやすい例は、USCPAを取得し、それを機会にキャリアチェンジ、監査法人に転職して前職より給料があがる、あがった分の給料の何か月か何年か分で投資を上回ったいうなら金銭的リターンは十分ということです。

こうしたキャリアチェンジ・キャリアアップにより稼ぐ力が大きく上がることによるリターンを期待して学習をされている方も多いでしょう。

私自身は転職を考えていないので、キャリアチェンジによるリターンをお話しすることはできません。勤め先では、国内MBAとUSCPAを取得していることによる評価はしてもらって、結果としてキャリアアップにつながったと受け止めています。その評価ポイントは、一定のビジネス知識はそれなりに持ち合わせているであろうという点と、一定の労力がかかることをやりきったそれなりの根性の持ち主だろうという点かと勝手に推測しています(笑)

学習をはじめるにあたっては、キャリアアップのリターンをうっすらとは期待していても、確実なリターンになるとは思っていませんでした。それよりも、自身には不足していると分析していた思考力や知識の向上を目指し、学問的好奇心やもっと社外を知りたい、仲間を作ってみたいという思いを満たそうとしたものです。その点で、目に見えるわかりやすいMBAという学位やUSCPAというライセンスを一つのモチベーションとしていたのは事実です。

金銭的なリターンは期待値でしかありませんので、投資の結果、国内MBAやUSCPAを取得しても、期待を下回ると感じることもあるかもしれません。しかし、リターンには、大切な金銭以外にもあるはずで私が期待したリターンは記載のとおりです。自身が投資を意思決定する(何らかのゴールを設定して、国内MBAとUSCPAの取得をその手段として当面の目標に据えると決めたとき)にあたっては、何を得たいのかという点をよく考えてみることが重要だと思います。金銭的なリターンのみを期待する場合には十分な検討が必要です。

第3回でアップしたUSCPAとACCAの比較を通じて、何を得たいのかについて触れているので、あわせてご覧ください。

投資とキャリアの考え方については、私がいつも参考にさせていただいている考え方がありますので、次回アップします。