第28回 国内MBA②(志願校選択_前編)

キャリア

<<第28回の主な対象読者>>

・国内MBA取得を検討されている方、どこの学校に志願しようか検討されている方

・縁あって、このブログにたどり着いてくださった方!

<<本編>>

今回は、国内MBA取得を検討されている方やどこの学校に志願しようか検討されている方向けに、私の経験をもとにアップいたします。

MBAとは何かはここでは説明を省かせていただきますが、大変よくまとまっているWEBサイトがありますので、ご紹介させていただきます。

私も単科生として1年間お世話になったグロービス経営大学院のWEBサイトです。MBAの意味や価値などからはじまり、国内MBAの概況、ビジネススクール選びのポイントに至るまでまとまっています。

https://mba.globis.ac.jp/about_mba/

国内MBAに自分は何を期待するのかという点を私なりにまとめますと次の2つです。

第1:ビジネス上の課題(論点)に対する論理を体系的にまとめた経営学に対する知的好奇心を満たし、課題解決のヒントを得られるかも

第2:学びを通じた人的ネットワークを形成できるかも(人を知り、人から学ぶ、自分を知り、自分を高めようとする)

以前にアップしたとおり、MBAは資格ではなく、まして国内MBAは一般的に海外有名MBAと比較すると評価は高くありません。ですので、国内MBAは、ビジネスパーソンとしてビジネスをうまく回すには、という重要な論点を学問として体系的にまとめられている経営学に対する知的好奇心を満たす場と考えるのがまず第1だと思います。その学びを活かして実践で(仕事で)成果をあげることで、自身のキャリア構築につなげていくという順番になります。

同時に、忘れてはならないのは、学びの場を通じて築かれる人的ネットワークです。小学校から高校、大学に至るまで、学生時代の友人というのは個々人にとって大切な人的ネットワークであるはずです。それは、例えば日々の勉強や生活を、苦楽を共にしながら、一定の時間を共有することで培われたものでしょう。ビジネススクールも同様です。大人になっても、学友は学友です。よく言われることですが、仕事とは一線を画してビジネススクールで学んだ仲間は、仕事を通じて形成される人的ネットワークとはまた別の、利害を超えたかけがえのないものとなります。ましてや、社外の異なる産業や職務についている仲間とのやりとりにも学びが多くあります。私はこの仲間づくりを第2にかかげます。

自身が社会に出て働くようになるまで、ビジネス上の課題など実感できません(できないと思います)。今、日々仕事をするなかでは、多くの課題を実感していると思います。そうした課題を学問として研究して解決のヒントを提示しているのが経営学です。課題(問題)を実感できない限り、学ぶ意欲は湧きにくいでしょう。そういう意味で、社会人として学び続けることには意義もありますし、理由もあります。

その経営学を学ぶ場をどのように学生に提供しているか、というのはビジネススクールによりまちまちです。そのちがいは、学術的なのか、実践的なのか、講義中心の学習か、ケーススタディ中心か、経営学でも特にどの分野に強いのか(経営戦略、マーケティング、ファイナンス、アカウンティングなど)などで特徴づけることができます。他にも、有名教授が教えてくれる科目があるとか、有名実務家が講師を務める科目があるとか、人的ネットワークの構築にも熱心などといった分け方もできると思います。

国内MBAランキングというのがあります。WEBで検索するとヒットします。ランキングが高いのは認知度の高さなどにもつながってくるとは思います。しかし、何をもとにしたランキングなのかなどは十分に確認しましょう。自分にとって意味のないランキングかもしれません。確かにランキングが高いことは知名度が高いというのもつながるでしょうし、それも特徴の1つですが、それだけでは決められないはずです。自分が学びたいこと、学びたいスタイルに合っているかどうかを見極める必要があります。

通学なのか(通学の場合の交通機関や時間も確認)、オンラインなのか、学費はどれくらいか(学校によって学費はまちまちです)、会社を辞めて学ぶのか、働きながら学ぶのか、学ぶ時間は確保できるのか、こうした前提の条件を確認しながら、自身が学びたいこと、学びたいスタイルに合っていそうな学校を探しましょう。