第22回 英語④(国内MBA)

国内MBA

<第22回の主な対象読者>>

・国内MBA取得を目指している方、目指すかどうか検討している方でどの程度の英語力が必要かを調べている方

・縁あって、このブログにたどり着いてくださった方!

<<本編>>

今回は、私の国内MBAにおける英語経験についてアップします。

私は2007年に国内MBAであるビジネススクール(専門職大学院)に入学しています。英語プログラムではなく、日本語プログラムです。また、入学試験でも英語はありませんでした。

しかし、英語は関係なかったといえば、実はそんなことなく、むしろ私が専攻したのは国際経営系でした。私が通学したビジネススクールは、出願時にいくつかある専攻から1つを選びます。戦略系、マーケティング系、会計系などいろいろありますが、国際経営系を選択したわけです。このあたりは、また、別の機会にアップいたします。

こういうわけで英語とは無縁ということはなく、授業には日本語で授業をするものの、課題は英語の原文などということもありました。なおかつ、予習を課せられるため、授業前にそれら原文を読んで、ポイントをまとめておいて授業時に提出なんてこともざらにありました。。。

また、夏休み時期には、集中講義として外国人講師による国際経営テーマの授業があり、選択制にもかかわらず私はそれを申込みました!集中講義なので、短期間で単位が取得できると考えたからです。

しかし、この考えは甘かったです。国際経営のネイティブスピーカーによる授業で、事前課題もあり、授業中の議論もありと、当時の私には非常に難易度が高かったです。周囲の学友は、海外経験が経験が豊富で、駐在や頻繁な出張も多く、英語で議論なども当たり前の仕事をしていました。

一方、私は、当時海外駐在前、仕事で英語はほぼ毎日使うものの読み書き中心、英語での電話もめったになく、海外出張など行ったこともないという状況でした。

こんなギャップがあったため、初日の授業で挫折しました。初日授業で発言したのはほぼ一言簡単な意見を言っただけと記憶しています。集中講義であったため、ほぼ連日で仕事終わりの夜間に授業があります。課題も毎日出ることになります。

初日授業が終わった後は、みんなで居酒屋にて先生を囲んで夕食をとりました。ここでも、学友たちは活発に議論をしました。普段とは違う英語での会話に、むしろみんないつもよりハイテンションでした。私は一人ローテンションで、自分はついていけないと思いました。。。

当時、仕事が忙しかったこともあり、課題すらこなせないと考えるとこの特別講義はドロップするしかないと初日授業の夜に決断しました。そうです、逃げるという決断です。

仲の良い学友に、自分の英語力は授業についていくにはとても足りないこと、だから自分はドロップすることをメールで伝えました。その学友からは、「みんな50歩100歩たいしてかわらないし、少々課題ができていなくたってなんとかなると思うよ」と返信をくれました。しかし、私はやはり無理だと伝えると、「このことで、ストレスはためないほうが良いね、大丈夫、他の科目でとりかえせる」との励ましでした。涙が出ました。。。自身の情けなさに。

集中講義という1科目だけでしたが、英語による授業から私はドロップしました。自分は、自ら選んで国際経営系を専攻したにもかかわらずです。このときの本当に情けない気持ちは忘れることができずにいました。

今振り返ると、なぜその程度のことでドロップしたのか、たいしたことないように思えます。その程度であきらめるとは、なんと粘り強さのないことでしょう。たかだか学校の授業です。仲の良い学友がかけてくれた言葉そのままです。ただ、今そう思えるのは、私がそのあと海外駐在も経験して、それなりに逞しくなったからかもしれません。

海外MBAを取得された方は、海外環境で日本人も少ない中、全ての授業が上記のように、または、もっと厳しい状況でしょう。経験していないのでイメージだけですが、英語でタフな環境というなら、海外MBAは英語環境という意味では、本当にストイックだと思います。

その後、別の英語授業による集中講義を選択することはなかったため、英語による授業はありませんでした。但し、日本語による授業でも、英語原文の論文を読ませる授業はありましたし、修士論文では、先行研究を整理するにあたり、英語原文に当たらざるを得なかったです(日本語訳されている論文は非常に限られているため)。読み書きはまだできましたので、何とか乗り越えたというところです。

まとめですが、国内MBAはプログラムにより千差万別です。逆に言えば、いろいろな選択があります。ご自身が何を選好するかです。

  • MBAを日本語で学ぶ
  • MBAを英語で学ぶ
  • MBA英語学ぶ

普通に考えて1番目でも大変です。日本語で学べばMBAをとれるという保証はどこにもありません。MBAはタフな学習です。2番目は英語というツールを使いこなせる方の選択肢としてありでしょう。3番目のタフさはきわみですね。英語プログラムにより、MBAと英語の両方を同時に高めようという選択です。そうしたチャレンジをされる方もいらっしゃるでしょう。

USCPAを目指す方なら、会計(アカウンティング)や財務(ファイナンス)を英語プログラムでということも考えるでしょう。私の通ったビジネススクールでは、当時、特定の一般科目だけ英語プログラムを提供しているということはありませんでしたが(上記の集中講義は、国際経営系特有の授業です)、学校によっては提供があるかもしれません。

次回は、自身の海外駐在時の英語についてアップします!